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「GOD EATER 3」の最新ROM体験会&開発者トークショーをレポート。最新バージョンは“開発サミット版”から改修され,新アラガミも披露
このイベントは,現在開発中の「GOD EATER 3」(PC / PS4)の最新バージョンのROMを使った「GOD EATER FAN CLUB」会員向け(会員登録無料)の招待制体験会で,開発陣4名によるトークショーも行われた。本稿ではその模様をレポートする。
今回の体験会は,今年4月に行われた「最速体験会&開発サミット」の参加者から寄せられた要望を反映した最新ROMを使って実施。プレイ可能なミッションは,前回の体験会で遊べた2つのミッションに加えて,新たなアラガミ「バルバルス」と戦える「奈落の蛮神」が追加されていた。
体験会は午前の部と午後の部に分けられ,来場者はそれぞれ決められた時間に30分間の試遊を楽しんだ後,フリーの試遊台で自由にプレイすることができた。また今回,マルチプレイの試遊台も初めて用意され,仲間同士で楽しむプレイヤーの姿も見られた。
トークショーは試遊時間の間に午前と午後で2回ずつ行われた。開発陣のアドリブや,来場者とのやりとりなどを挟みつつも,大まかな内容は同じものだったので,ここでは午前の部で実施された第1回の模様をお届けしよう。
最初に話題に上がったのは,“開発サミット版からの改修点について”だ。この詳細は7月20日の公式生放送(YouTubeリンク)でも明らかにされている。
吉村氏が「4月の開発サミットに来ていただいた方は?」と来場者に尋ねると,約6〜7割ほどが手を挙げていた。少なくとも午前の部には,かなりの人数が開発サミットからの連続参加者だったようだ。
鈴木氏いわく「一番大きく改修したのは,バイティングエッジ」とのこと。二刀流形態から薙刃(ていじん)形態へと変形する機構は,攻撃の流れを止めずに行えるようになり,さらに薙刃形態を連続でヒットさせ続けることで発動する「長薙刃形態」も実装され,より面白い神機となったという。
今回初めて登場したバルバルスは,シリーズ初の地中へと潜る戦法を取るアラガミで,序盤の強敵として登場するそうだ。攻撃と防御のモーションがハッキリしているので,動きをよく見て相手の攻撃時はガードをしっかりと行って戦うのがポイントだと解説されていた。
続いてはキャラクターの話題に。最初に紹介されたジークは,面倒見のいいムードメーカーで,一緒に戦うことで積極的にターゲットを取ってくれる頼れる存在。開発段階からイメージができていたキャラだそうで,スポーティでマフラーがたなびく様子をゲーム中でも確認できるという。
女性キャラのルルは,ゲーム中の拠点となるミナトの1つである「バラン」出身のAGEで,最初は主人公と敵対関係で登場する。
特徴は顔の傷と先端が左側にクルッと巻いたクセ毛のロングヘアで,実はここまで長い髪のキャラがシリーズに登場するのは初めてだそう。こうしたロングヘアの表現は据え置き機だからこそできたものだと開発陣は語っていた。
AGEが所属するミナトの紋章についても紹介された。
ミナトの名前や紋章は野草がイメージで,厳しい環境の中でも強い生命力で栄えるという意味が込められているのだという。紋章は,当日の来場者の入場証にもあしらわれていて,かなり重要な意味を持つようだが,詳細は後日明らかになるとのことだ。
その後には,未公開のイベントカットやキャラクターが来場者限定で披露された。ここでは具体的な内容は控えるが,近日中に一般公開される予定とのことなので,楽しみに待とう。
トークの最後は「企画会議」と題して,「GOD EATER」シリーズ公式ファンサイト「GOD EATER OFFICIAL FANCLUB」で実施予定の企画の一部が披露された。
ここで紹介されたのは,マイキャラクターの写真を取り,それをアバターカードとしてマイページを作る企画や,グッズページで商品案を募り,商品化が決定した暁には制作過程などを紹介しながら,ユーザーと一緒に作っていく企画,キャラクターの公式設定を掲載するコスプレイヤー向けのページを制作する企画の3つだ。
そのほか,クローズドのフォーラムなども構想中とのことで,アイデアがあったらTwitterなどから提案してほしいと来場者に向けて呼びかけていた。
「GOD EATER 3 最新ROM体験会&開発者トークショー」公式サイト
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(C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
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